My title on the show: Senior 3D Generalist
What I did:
- Modeling/Texture/Lookdev: for environment assets Library building (interior/exterior), all Sony products for the display shot
-Animation: books, shelves, pillars and such
-Lighting: shots on this page
More Details:
I joined to this show as a Senior 3D generalist, and was responsible for design, modeling, texturing, look development for the interior, and exterior of the library building. I also animated the assets like books, shelves, chairs and destructed pillars,,, The destruction of the pillars may look like rigid body dynamics simulation but it is actually the key frame animation I made. That way was more flexible to control the pieces in short term project. After finishing an asset works, I also worked for lighting works on this page includes products shot. This commercial is shot in stereo camera and created as a physical stereo 3D movie.
- software -
Maya (VRay), 3dsmax, Photoshop, Nuke
Production credits:
CLIENT : SONY Corporation of America
PRODUCT : 3DTV BRAVIA
AD AGENCY : Grey London
Director : Arev Manoukian / Spy Films
ANIMATION & VISUAL EFFECTS: Digital Domain, Inc.
2011年のコマーシャル仕事で、"2WORLDS"の紹介です。SONYの3D関連商品を一同に集めたコーポレート・コマーシャルです。この仕事はコマーシャルの規模としても非常に大きかったですし、クライアントが日本のSONYということもあって思い入れを持って仕事をしました。メイキングを見ると様々な素材を実際に撮っているんですが、素材撮りしたカメラと、人物を撮影した3D映像との視差の問題があって、素材としては使うことが出来ず、結局ほぼ全てCGで作ることになりました。普通の2D映像であれば、撮影したガラスや煙、本などの素材をどんどんコンポジットで入れて行けるんですが、実写素材が使えなかったことは、クオリティの面で残念でした。
映画TRON Legacyをやった時も思いましたが、3D用映像として演出された映像は、やはり3Dで見なければ分からないんだなと感じます。例えば、劇中で大量に飛んでいるガラスなどは、3Dで見るとすぐそこに浮いているように見える、そう見える空間にこだわりをもって配置しているわけなんですが、こうやって2Dで見ると、レイアウトとして違和感を感じたりもします。何故そこにあるんだろうかと。また人物がはっきりと浮き出て見えるように、エッジをぼかして馴染ませたりせず、敢えてくっきり残しているんですが、2Dで見ると馴染みに関して違和感が出るんですね。最近3Dのコマーシャルは殆ど見かけなくなってしまいましたが、2011年は非常に多くの作品を3Dで納品したように思います。
僕が担当したのは建物の内装のデザインから実制作までの殆どと、飛び出す本や紙、砕ける柱などのアニメーション要素、図書館のショット・ライティング、最後の商品カットなどです。図書館やオフィスの内装は、直接CGでどんどん作って行って、何度かの監督チェックを経てデザインを決めた後、UVもテクスチャーも、質感もライティングも、同じシーン上で作ってしまいました。映画仕事の場合はそれぞれの工程を別々のアーティストが担当できるようにワークフローが分かれているんですが、コマーシャルの場合は同じアーティストがショット毎に全部やってしまうことも少なくないです。
大変だったのは、実際には何よりも3D作業だったんですが、3D作業の大変さは、2Dで見ても全然伝わらないので、その点は残念なところです。