My Roll on the show: Senior 3D Generalist
What I did:
- Shot Lighting for the cars flying. Especially the show this page would show.
- Re-creating 3D environment based on the plate for lighting/reflection purpose
More Details:
In this Super Bowl spot, Laurence Fishburne reprises his role as Morpheus to unveil the truth about society’s notions of luxury – and the Kia K900. To create a Matrix-worthy CG environment of flying cars, warping buildings and bendy spoons, David&Goliath tapped Digital Domain to work with Directors Carl Erik Rinsch and Colin Jeffery.
I was responsible for Lighting work for for most of shots include the shots car flying except the last shot, car exterior and interior extension. First I made 3D environment using the plate and tracking. After matching the lighting to the plate, I brought the cars to the 3D space and lit and reflect the enviro.
- software -
Maya (VRay), Nuke
Production credits:
CLIENT : Kia
PRODUCT : K900
AD AGENCY : David&Goliath
DIRECTOR : Carl Erik Rinsch and Colin Jeffery
PRODUCTION COMPANY : MJZ
ANIMATION & VISUAL EFFECTS: Digital Domain 3.0 Inc.
KIA K900のスーパーボール・スポット用コマーシャルです。映画マトリックスにインスパイアされた世界観の中にローレンス・フィッシュバーン扮するモーフィアスが登場し、「真のラグジュアリーが知りたければこのキーを取れ」とK900のキーを差し出します。
この仕事での担当はライティングでした。劇車のK900は撮影してあり、僕らが作ったのは空に舞い上がる車たちです。日本にいた時、良く撮影現場で車の撮影を見ていましたが、「車は鏡と同じだ」というフレーズを良く耳にしました。車のボディの反射率は、もちろん鏡のそれではないですが、いくつかのクロムのパーツはそれに実際に近いですし、法線の向きによっては、実際に鏡に近い反射率を返します。そのため車のライティングは、いかに環境をCG空間に再現できるかが重要です。きちんと環境が再現できれば、それだけで車のライティングの8割は終了です。そのために手っ取り早い方法は撮影現場でクオリティの高いHDRを準備することです。車が止まっていれば、これをドームライトに適用するだけでも十分なんですが、劇車が走っている場合は、車とCG環境との相対関係がもう少し厳密に要求されるため、撮影したHDRを簡単に作った環境の3Dモデルに投影し3Dスペースに乗せ直します。HDRのままでは、環境情報が仮想の天球体上に存在してしまい、車は走っているのに写っている環境が動かず、動いて見えないという結果になってしまうからです。よくやる方法としては、カメラプロジェクションを使います。3Dモデルで簡単に作った環境にカメラを置き、原点にカメラを置きます。その後、HDRを先ほど置いたカメラ・プロジェクションで天球体投影した後、3Dテクスチャノードの位置情報を調整して、HDR画像と3Dモデルの位置を合わせます。
今回は、HDRのプロジェクションだけではライティングの再現が今一つだったので、路面を実際にシェーディングし、撮影プレートにぴったり重なるように街灯をCGで作って、CGライトを置きました。HDRのプロジェクションは、建物などには有効でしたが、街灯などは小さ過ぎて正確に投影するには難があり、きちんとライティングの再現が出来かったからでしょう。代わりにCGライトを置くことで上手く馴染んでくれました。
また、登場人物はスタジオ内で動かない車の中で撮影しています。そこで別途撮影した背景素材に、天井やガラスなどのCG素材を足して車の外観を完成させ、CGで作った環境を写り込ませて車が走っているように見せています。