My Roll on the show: Senior 3D Generalist
What I did:
- Modeling, Texture, lookdev, layout, lighting for the hero car and full 3D city environment
- Lighting: last shot
More Details:
I joined to this show as a senior 3D generalist and was responsible for the last big full CG shot mainly. The first 16 frames of the shot is a live action plate, but it's turning into full 3D CG in next 15 frames so that we are able to animate the camera as we need. To do that, I recreated all enviro and the car assets as well as the lighting in 3D space. We worked this under commercial pipeline and I completed all CG components for the shot from modeling to lighting within 3 weeks basically.
- software -
Maya Nuke Photoshop Mari
Production credits:
CLIENT : NISSAN
PRODUCT : Qashqai
AD AGENCY :TBWA\G1, TBWA Paris, Else.
Production Company : Digital Domain, Inc.
Director : Joseph Kosinski
ANIMATION & VISUAL EFFECTS: Digital Domain 3.0 Inc.
この仕事で一番大変、かつ楽しかったのはラスト・ショットです。道を右折しようとする劇車を撮影していたカメラが急に引き始め、数ブロック後方まで移動した後で今度は上空まで移動します。空から街を見下ろすと、街の光がNISSANのロゴを形作っているというショットです。このショットは初めの数フレーム以降、いつの間にかフルCGになっているのですが、車はもちろん、建物も、交差点も、木も、信号も、車に乗っている人物もCGです。カメラをこのように急激に引く様なことは現実的には不可能なので、もちろん撮影できません。そこで全て3DCG上に乗せ変えることで、カメラを自由にさせることにしました。車の動きやライティングを完全に合わせることと同時に、背景の街並みを美しく見せることにも注力しました。
このショットはモデリングから、何から何まで任せてもらえたので、自由にどんどん作って行くことが出来ました。奥の高層ビルなどにモデリングレベルでのディティールは必要ないので、殆どボックスにテクスチャーを貼った程度でしたが、この距離であれば十分でした。中間距離にある建物や木などのディティールが必要ではあるけれどもデータ量として軽くあってほしい要素は、モデリングやテクスチャリングまで施した後でプロキシーに変換して、大量にレイアウトしています。近景に関してはある程度ディティールをモデリングしなければならなかったのですが、流石に一人で質感まで完璧には出来ず、テクスチャーに写真要素を上手く混ぜ込むことで、ディティールを確保しようとしました。
それ以外のCG要素としては、主人公がビルからケーブルを下りて行く一連のショットでしょうか。ここではケーブルの組み立てアニメーションと、いくつかのショットで主人公のデジタル・ダブルを使って実写で出来なかったアクションを実現しています。